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戯言日記

生き方に迷った私の戯言、日記

ゆめがたり【5】

朝は嫌いだった。

 

人それぞれ何かが始まる、

そんな朝が嫌いで仕方ない。

私は嫌なことの始まりで、

その日1日をどう掻い潜るか、

そんなことしか考えられなかった。

 

昼は嫌いだった。

 

まっすぐ上にある太陽、

愛想を振りまかなければいけない昼

どうしたら見捨てられないのか、

必死に大人の理不尽な冗談を、

受け流すことの出来ない若さを恨んで、

すり減っていた。

 

夜は嫌いだった。

 

全てを出し切って疲弊した体、

この動かすのも精一杯な体にムチを打ち、

明日への対抗手段を考えた。

恐怖の時間、日が上るのを待つ夜。

 

私は私が嫌いだった。

 

全てを人のせいにして、

何事にも甘い、不器用で人に流されやすくて

素直に生きたら負けと、変なプライドを掲げて自ら自分の首を絞める。

嫌いだった、一番に。

 

私は貴女が好きだった。

 

自分を貫き、自分の感情に素直に生きてる。

 

 

言葉にするとこんなにも短くなってしまう、

好きが少なかった。

貴女のことを好きな、好きが足りないのではなくて

 

私には他人を沢山好きになるほど与えられる

暖かい感情が足りないのだ。

 

足りないと感じている部分を自分の感情で、

補おうとしない私は弱くて頼りないけど、

貴女を大切にする心は成長したのではと

慢心して、優越感に浸っているのだ。

 

嫌いが多い私だけれど、

嫌いがわかれば分かるほど、

好きが少しずつ、

私に近づいて来たのかもしれない。

 

 

その好きを大事に、、、

 

 

 

 

 

出来るといいな。